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あべ先生の418コラム
銀歯が気になる方へ セラミック治療 part2
更新日:2013/08/31
前回の418(よい歯)コラムでは、セラミック治療のなかの一つである「ラミネートベニア治療」をご紹介しました。
詳しくはコチラ→ラミネートベニア治療のご紹介
今回は同じセラミック治療でも「銀歯を白くする治療法」をご紹介します。
専門的な話ですが、セラミック治療は「審美歯科」に携わる歯科医師の間では
「セラミックスレストレーション」と呼ばれています。
さて、ニコっと笑ったときにキラリと見えてしまう銀歯。
意外と気になる方は多いのではないでしょうか?
セラミック治療例① 41歳女性。
「笑ったときの銀歯が気になる」とのことでご来院されました。
左右の奥歯に銀歯があるのがわかると思います・・・
それを、セラミック治療によって・・・
改善すると・・・
このように仕上がります!
セラミック治療例② 36歳女性。
口をあけたときに銀歯が見えてしまうことを主訴として来院されました。
下の写真は治療前の状態です。
向かって、右下奥歯に銀歯があります。
右下の拡大画像です。
銀歯が4本あることがわかります。
セラミック治療を始めるにあたり、
銀歯をはずして歯の色を合わせます。
その後、セラミックを作製し、お口の中にセットします。
以下、治療後です
拡大写真
いかがでしょうか?
見た目に天然の歯のような仕上がりになったと思います。
さて、ここで、セラミック治療のメリットをお伝えします。
1、見た目が自然。
これに関しては、上記2つの治療例を見ていただければおわかりいただけると思います。
2、むし歯になりにくい。
セラミック治療は精密な治療工程が必要になります。
それにおいて、精密歯科治療技術はかかせません。
*歯科用ルーペ(拡大鏡)の使用に関してはコチラ→大きく見て、確実に。
「歯の削り方」ひとつとっても銀歯とは違い、型取りをする材料も異なります。
つまり、治療精度がすごく要求される治療になります。
よって、出来上がったセラミックのかぶせ物は歯とすき間なくフィットして細菌の侵入を抑制します。
また、セラミックを歯にくっつける際に使用する「セメント」といわれる材料も高品質なものを使用しますので
かぶせ物が取れたりすることを防ぎます。
その結果、むし歯になりにくいかぶせ物となります。
このように、セラミック治療はとてもデリケートで繊細な治療になるので
治療時間が少々長めにかかってしまう事もあります。
歯は一生ものです。
これからも丁寧な治療を心がけて参ります。