お子様のパパ・ママへ(小児歯科のご案内)

子どもの歯並び

現代の子どもたちに見られるお口の変化とは?

小児矯正治療

小中学生のお子様のお父さん、お母さんはお子様の歯並びを観察したことがありますか?現代の子どもたちのお口の中の変化には以下のようなものがあります。

一つめの大きな変化として、テレビや雑誌などでご存知の方も多いと思いますが、「あごが小さくなっている」ということ。これは現代社会の食生活の変化が要因として考えられています。食の欧米化やインスタント食品の増加に伴い、やわらかいものを食べる機会が増えたことで、正常なあごの成長が妨げられてしまっているのが原因と言われています。

次に二つ目の変化として、「1本の歯の大きさ自体が大きくなっている」ということです。これは栄養が十分すぎるほどに取れている現代食(高カロリーの食事)がその一因となっていると考えられています。

また、子どもたちのあごの大きさの変化に伴いお顔の外見の変化も生じてきます。お子様のお顔立ちは大きく4つのタイプに分類されます。ご自分のお子様の横顔を、ジッと見つめてみてはいかがでしょう。いずれかのタイプに当てはまりますか?

正常なお顔

正常なお顔

上下ともにしっかりとしたあごの成長ができています。

受け口

受け口

上あごの成長が弱い、もしくは下あごの成長が強すぎる場合に生じます。受け口は遺伝的な要因が関わるときもあります。

出っ歯

出っ歯

上の歯が前に傾斜しすぎており、上あごの成長が強すぎる場合に生じます。幼い頃の指しゃぶりが原因となる場合もあります。

下あごの成長不足

下あごの成長不足

正面から見ると「小顔」に見えるのですが、横顔をみると下あごの成長不足が見られます。これは近年の子どもたちに多くみられる現象の一つです。

歯並びが悪くなるメカニズム

歯並びが悪くなるには必ず原因があります。その原理を簡単に説明していきましょう。

歯並びが悪くなるメカニズム

あごの骨を長イスに例えます。

歯並びが悪くなるメカニズム

1人だと余裕がありますが、

歯並びが悪くなるメカニズム

3人だとギリギリとなります。

歯並びが悪くなるメカニズム

ついに4人になるとあふれます。

これは歯並びでいうところの「ガタガタ」の状態になります。今まさに、現代の子どもたちのお口の中にはこのような現象が起きているのです。

子どもの歯並びは早期治療がポイント!

子どもの歯並び

右のような状態にある歯並びにおいて、もしきれいに並べるとしたら、

  1. どこかの歯を抜いて並べる(対象:成人矯正治療)
  2. 座る長椅子全体を大きくする(対象:小児矯正治療)

のどちらかが必要になります。

子どもの歯並び

どこかの歯を抜く。

子どもの歯並び

抜いた結果、歯が並ぶ。

一般的に成人矯正(大人の歯並び治療)においては、1.を選択することが多いです。なぜなら、成人ではすでに骨格が固まってしまい、あごの骨を大きくすることが困難だからです。

子どもの歯並び

イスが小さく、
並びきらない。

子どもの歯並び

歯を抜かずにイスを大きくする
ことで歯が並ぶ。

小児矯正治療(子どもの歯並び治療)では、2.を選択することができます。子どもには「成長」という余力があります。それを活用することであごの骨も広がりやすくなっています。その結果、左のような状態にでき「本来並ぶべき全ての永久歯をあごの骨の中にきれいに収める」ことが可能になります。

実際の装置使用前後の比較写真

治療前

治療前

治療後

治療後
3〜6ヶ月でここまで広がります。

子どもの矯正を詳しく解説

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