治療について

入れ歯治療

痛みのない入れ歯をめざして

痛みのない入れ歯をめざして

当院では、まず現在お使いの入れ歯のどこに痛みがあるのか、どこが合っていないのかを診断し、数回にわけて入れ歯の「調整」をし、痛みなくしっかり噛める状態にしていきます。ただし「調整」だけではある程度の限界があるので、より良い入れ歯を作る為には、新しい入れ歯を作るのが理想です。

また、もし新しい入れ歯を作成する場合でも、現在の入れ歯で痛みなくしっかり噛めるようになってから、新しい入れ歯の型取りを始めます。

ここで大切なのが、「現在ご使用中の入れ歯の合わない(痛みの)原因を調べ、調整する」という過程です。ですので、たとえ合わない入れ歯であっても、初診のときに必ず持参していただき、確認いたします。

入れ歯を入れている方の現状

下の図は全国調査の結果で、一人当たりの歯の本数を年齢階級別に表したものです。30代までは28本以上を維持していますが、高齢者ほど自分の歯の数が少なく、75歳以上では歯の数が9.5本となり、10本にも満たない状況です。そのような中で、食事をしっかり咀嚼(そしゃく)するためにはどうしても義歯(入れ歯)が必要になります。

一人あたりの歯の数の平均値
一人あたりの歯の数の平均値(年齢階級にみた一人平均現在歯数)

そして、下のグラフは日本人の義歯使用者の割合を示しています。ピンクの線は部分入れ歯、オレンジの線は総入れ歯の割合です。50代を超えると部分入れ歯の使用者が多くなっているのがわかります。現在の日本人は50代になると、三人に一人は何らかの入れ歯を使用していることになります。

日本人の義歯使用者の割合

入れ歯治療の流れ

1 ご相談および診察・検査

カウンセリングルームにて現在どのような口腔内の状態で、どのような入れ歯をご希望なのかをお伺いします。口腔内の状態を確認するためにお口のチェックやレントゲン撮影などを行い、虫歯や歯周病なども確認します。

2 治療方法の決定

レントゲンなどの検査を用いて総合的に判断し、治療方法や治療期間を相談します。患者様のご希望やご予算にあわせて、いくつかの治療計画をご提示いたします。計画内容はゆっくりとご検討ください。

3 治療の開始

虫歯や歯周病があれば治療が必要となります。現在入れ歯をお持ちの方は入れ歯の調整をします。必要のない方は計画にそって入れ歯の治療を開始します。

4 入れ歯の型取り

入れ歯の型取り

入れ歯専用の材料を用いて、歯茎の型取りをします。

5 入れ歯のかみ合わせ

入れ歯用の歯型模型を使用し、かみ合わせを確認します。

6 入れ歯の歯並びの確認

入れ歯の歯並びの確認

完成前の入れ歯をお口の中に入れいただき、歯並びやかみ合わせに誤差がないかを確認します。

7 入れ歯の完成

入れ歯の完成

できたての入れ歯をお口の中に入れて、フィット感やかみ合わせを調整します。完成してからは必要に応じて調整を加えていきます。

8 メンテナンス

治療終了後も定期的な管理が必要となります。費用をかけてよい入れ歯を入れても、メンテナンスを怠ると良好な状態が保てません。定期メンテナンスにてよい状態を維持することが肝心です。

入れ歯の種類

レジン入れ歯 レジン入れ歯 素材は、主に樹脂(プラスチック)が使われます。保険適用ではありますが、入れ歯自体の厚みがあり、強度が弱く、臭いもつきやすい等の欠点があります。
金属入れ歯 金属入れ歯 保険適用外の治療となります。素材には主に金属を使用します。お口に安全な金属を使用するので、入れ歯は薄くて強度があり、お口の中の食べ物の温度が歯ぐきに伝わります。また、レジン床のような臭いはなく衛生的です。
バネなし入れ歯 バネあり入れ歯
バネあり入れ歯
バネなし入れ歯
バネなし入れ歯
部分入れ歯の金属のバネが気になる方にオススメです。ピンク色の特殊プラステック製のバネが入れ歯を支えますので、入れ歯が目立ちにくく、安定します。
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