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あべ先生の418コラム
なかなか治らない危険な口内炎とは・・・?
更新日:2017/07/20
口内炎は、口の中がしみたり痛かったりと、とても煩わしい存在です。
気が付けばいつの間にかに治っていることが多いため、軽視しがちですが、
中には、口内炎だと思っていたらガンだった!という危険なサインもあります。
「口内炎」とは・・・、口の中にできた炎症の総称のことです。
これは舌、頬の内側、歯茎、唇などの粘膜が傷ついて白っぽいなり、痛みも伴います。
原因 : 細菌の感染、栄養の偏りやストレスなどによる免疫力の低下などがあります。
予防 : 規則正しい生活リズム、バランスの良い食事、お口の中を清潔にする。
*特に注意が必要なケースとは?
以下の場合は、口の中のガンと口内炎は症状が似ているため注意が必要です。
・2週間たっても治らない
通常の口内炎は1週間~10日程度で落ち着きますが、
2週間以上治らない場合は他の病気の疑いがあります。
・同じ部分によく口内炎ができる
かみ合わせやかぶせ物などによって同じ部分の粘膜が傷つけられると、
細胞の修復と再生が何度も繰り返されてガン化しやすくなります。
・舌の横側が帯状やまだらに白っぽくなる
白板症は舌に出ることが多く、粘膜が白っぽく変化します。
将来的にガン化する確率が10%と言われてます。
・レース状の白斑ができる
頬の粘膜、舌、口唇に赤みを伴ったレース状の白斑ができる場合は
扁平苔癬(へんぺいたいせん)の疑いがあります。
以上の症状がみられるようでしたら、念のため歯科を受診することをおすすめします。