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あべ先生の418コラム
お子さまのお口の機能向上
更新日:2014/03/08
近年、食べるものが軟らかいもの中心になってきている日本ですが、
その「食の軟食化」が進むにつれて、子どもたちが食事をする際に
「丸飲みをする」
「舌や唇をうまく使えない」
「いつまでも飲み込まない」
など、問題を抱えた子どもの事例が報告されています。
そもそも、生まれてから母乳しか飲めなかった子どもが、大人と同じ物を食べられるようになるまでは
食べるための機能を獲得しなければなりません。
そして、子どもたちは食べることを通じて、日々成長していくのです!
よく噛んで食べることは、
「脳に刺激を与える」
「唾液をたくさん出し、消化しやすくする」
「あごの成長を促進させ、歯並びやかみ合わせを良くする」
など、とても大切であることはさまざまな研究でわかってきました。
しかし、単によく噛むだけでは不十分なのです。
お口の機能は歯の生え方や舌の機能の発達に合わせて、
適切な食べ方をすることで段階的に発達していきます。
次回から、その成長段階に合わせた食事方法やそのポイントをお伝えしていきます。