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あべ先生の418コラム
宇宙飛行士の歯磨き方法とは・・・！
更新日：2013/07/13
今回の４１８（よい歯）コラムは、宇宙飛行士の歯みがき方法をご紹介します。
はじめに、宇宙で歯を磨くことはなかなか難しいようです！
なぜなら、歯ブラシを動かそうとすると、歯ブラシではなく自分の体が動いてしまうため、
体をどこかに固定して磨かなければなりません。
（ちなみに、電動歯ブラシは宇宙船の電力利用に制限があるため実用化が難しいようです・・・）
（上の写真は、当院おすすめの電動歯ブラシ「プリニア」です。）
そして、ブクブクうがいをしたときは、そのお水の後始末方法がとてもユニークなんです！
無重力の宇宙空間では、水滴は丸い玉になって空中を漂うので、
万が一、その水滴が宇宙船の精密機械に入り込んでしまうと故障の原因となりかねません。
そこで、そのような危険を回避するために「歯みがきの後の水は飲み込む！」ことになっているそうです。
もちろん、飲み込むことに抵抗のある宇宙飛行士もいるので、使っている歯磨き粉は
できるだけ飲み込みやすい味付けになっているようです。
ちなみに宇宙へ行くと数日間は顔がむくみ、歯が浮いた感じになるそうですが
その感覚が気になる宇宙飛行士は指先で歯肉のマッサージをしているそうです。
宇宙って、地球では考えられないことが起こるんですね。
