あべ先生の418コラム

歯ぎしりしてるかも??

更新日:2013/03/16

「ギシギシ・・・」 「ガリガリ・・・」 「ゴリゴリ・・・」
あなたはご自分で歯ぎしりをしている自覚はありますか?

寝ているときの「歯ぎしり」は自分ではなかなか気づきませんよね?

実は歯ぎしりを長期的にしていると、歯がすり減ったり、割れてしまう事があります。
それ以外にも、顎関節症や偏頭痛、肩こりなどを引き起こす要因にもなっているといわれています。
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では、その歯ぎしりの原因はなんでしょうか?
一般的には、ストレスやかみ合わせのズレ、歯並びの悪さが原因と考えられています。
最近の研究結果では、就寝中の胃酸の逆流によって引き起こされている場合もあるようです。
事実、胃酸の分泌を抑える薬を飲むと、歯ぎしりの頻度が減少したという研究報告があります。
また、歯ぎしりにも以下の3つのタイプが分けられます。
①歯をすり合わせる「ギシギシ」タイプ
一般的な歯ぎしりのタイプです。
寝ているときに上下の歯を左右にこすり合わせて「ギシギシ」と音をたてます。
②食いしばる「ガリガリ」タイプ
上下の歯をぎゅっと強くかみしめるタイプ。
寝ている時だけでなく、起きている時(何かに集中している時)にもみられます。
また、「ギシギシタイプ」と異なり、音自体があまり出ないので周囲の人にも気付かれにくく
本人も自覚がないことが多いです。
③上下の歯をぶつける「カチカチ」タイプ
上下の歯をぶつけあい「カチカチ」、「カンカン」といった音を立てるタイプです。
①、②と比べると発生頻度は少ないといわれています。
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そして最後に、

④上記①~③の複合タイプ
眠っている間に①~③のタイプが時間帯によって現れるタイプです。
このようにひとくくりに「歯ぎしり」といっても、色々なタイプに分かれます。
歯ぎしりの自覚のある方はどのタイプに当てはまるでしょうか?
次回は、歯ぎしりのセルフチェックの方法をご紹介いたします。
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