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あべ先生の418コラム
危険!歯周病の現状とは・・・
更新日:2011/09/09
お口の中の病気の2大疾患といえば、「むし歯」と「歯周病」があります。
今回は皆さんに日本における「歯周病」の現状をお伝えしたいと思います。
まずは下のグラフをご覧ください。
少し解説を加えますと、、、
円グラフからは、歯を失う人の約4割は「歯周病」が原因で歯を抜いてしまっています。
そして、興味深いのは折れ線グラフです。
グレーのラインは「むし歯」、ブルーのラインは「歯周病」を表しています。
すると、「むし歯」で歯を抜く人は30歳代をピークに減少傾向にありますが、
歯周病は30歳代を境に増加傾向にあることが読み取れます。
さらには40歳代で、ついに「むし歯」と「歯周病」のグラフが逆転します。
現在、子どもの5~6割は歯肉炎といわれています。
歯肉炎とは「歯周病」の初期の状態で、そのまま大人になるまで進行すると
歯ぐきの骨を溶かして「歯周病」とよばれる病気になります。
また、一度溶けてしまった骨は簡単には回復しません。
これに限ります。
現在、何の症状もないかもしれませんが、
これを機に、一度歯医者さんで歯ぐきの状態をチェックしてもらうと良いでしょう。
当院では細菌顕微鏡検査も行っております。
https://418dental-abe.com/prevention/menu01.html
これにより、ご自身の将来的なリスクを把握することが可能です。
また、怖くてなかなか歯医者には行きづらいという方は、こちらに気軽にご相談ください。
その際、簡単に現在の症状を記載いただけると助かります。
https://418dental-abe.com/contact/