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マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)
マイクロスコープって何?
マイクロスコープとは「治療用顕微鏡」のことで、肉眼の20倍まで拡大して患部を確認することができる機器です。
歯科治療は、ミリ単位で調整していくことが多くありますが、お口の中は大変暗く、小さな領域のため、肉眼に頼った治療にはどうしても限界があります。これを高倍率で拡大して視認性を高めることで、従来肉眼では見えない部分がはっきり見えるようになります。その結果、より高精度の治療を可能にするのがマイクロスコープです。
歯科医院での普及率は3〜5%とまだまだ一般的ではありませんが、医科の分野ではすでに脳神経外科、心臓血管外科の手術などで使用されています。
マイクロスコープと肉眼の見え方の違い
肉眼とマイクロスコープでの画像を比べてみてください。まったく違うものだということがおわかりになると思います。
このようにマイクロスコープを使用することで、見えなかったものが見えるようになり、治療の成功率を高めることができます。
マイクロスコープが歯の寿命を延ばす3つの理由
1. 余計な歯を削らなくて済む
マイクロスコープで治療を行うと、歯を削る必要がある部分と、削ってはいけない部分を正確に把握することができます。そのため通常の治療器具より1/3〜1/10の小さい器具を使います。それにより歯を削り過ぎず、歯の寿命を延ばすことができます。
2. 何度治療しても治らない歯の原因究明ができる
治療をしても腫れや痛みがおさまらない経験をされた方も多いのではないでしょうか。歯の中に細菌が感染している部分がとり残されている可能性があります。マイクロスコープで歯の隅々まで確認し、原因を除去することができれば治る可能性があります。
3. 勘や経験ではなく実際に見て治療ができる
従来の歯科治療は直接見ることができない部分もあるため、歯科医の勘や経験で治療を行っているケースもありました。しかし、歯の形はとても複雑で決して勘で治療できるものではありません。歯科用マイクロスコープは、今まで肉眼では見ることができなかった部分まで確認しながら治療ができます。そのため治療の成功率が上がり、歯の寿命を延ばすことにつながります。
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